2010年7月16日金曜日

ノートが増え過ぎて困っている人はいませんか?『「結果出す人」はノートに何を書いているのか 実践編』美崎栄一郎著

『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編
美崎栄一郎著







今日ご紹介する一冊は、スーパーサラリーマンとして有名な美崎栄一郎さんの新刊本です。
タイトルは『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか?実践編』です。







前作の『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の続編に当たります。
前作を読んで、ノートの使い方を変えた方も多いのではないでしょうか。


今回の実践編は、そのように美崎さんの著書を読んでノート術を日々実践されている方や、
以前から自分なりのノート術を実践されている方25名の方のノートの中身が公開されています。


私もノートを書く時に、
得たい結果を意識したり付箋を活用したりと、
前作から得たことをアクションに起こしていることがかなりあります。


その中で出てきた私の悩みは、タイトルの通り〜。

ノートが増え過ぎて困る~!

●私のノート


●仕事のスケジュールを記入する手帳(ほぼ日手帳)
授業内容やその他のアイデア出しや流れを整理するためのスケッチブック(A4スケッチブック)
●メモノート(気づいた時にすぐにメモがとれるようにするため)

●プライベートで持ち運ぶのに手軽なスケジュールノート(A6)
●自宅でマインドマップをかくためのスケッチブック(A4スケッチブック)
勉強会やセミナーに参加した時に持ち運び便利なスケッチブック(A5)

まあ~何と6冊も使っていたのです!
自分でもビックリしました。

公私共に予め計画を練り、実行可能な形に落とし込むためにも、
「かく」「書く」「描く」作業が不可欠です。


ましてマインドマップをかくようになってその効果を実感してからは、
かかずにはいられなくなりました。
だって、アイデアはかいて出した方が断然面白いものがでてくるし、
何より自分でも思いもつかなかったアイデアに出会えるのが楽しくてしかたがないのです。

頭の中だけで堂々巡りをしている時間がもったいない!

というわけで、こんなにノートが増え過ぎてしまったのです。
まあ、さすがにどこへ行くにも6冊もっていくのは肩こりの原因になるのでそれはしませんが〜。

この状態を続けていく中で次に困った事がおきました。

それは~

冊数が増えるだけ、それらをつなぐ役割が自分の記憶に頼らなくてはならない

といった状態がおきてしまいました。



●どうしたら複数のノートをつなぐことができるだろう?


これを解決してくれたのが、本書P161の次の文章でした。


Q ホント、数を減らせればいいんですけど、自分の中で整理がついていないかな、と。


美 Qさんは冊数を減らさなければいけないように感じているかもしれませんが、
 何冊持っていてもいいと思うんですよ。それぞれノートの役割がきちんと分かれていて、
 どこに何を書くか本人がわかっているのだったら、それはそれで快適なはずですから。
 冊数が多くても、体力があれば問題ないです。(笑)


上記の文章を読んで、複数のノートを持つ事に多少の罪悪感?、無駄なんじゃない?などといった後ろめたさがかなり払拭されました。


私にとって、6冊のノートには確かに明確な役割がある。
用途はもちろん、ノートのサイズにも明確な役割がある。


だったらそれでいいのだ!
と割り切る事ができました。


ところが、複数のノートそれぞれに役割があっても、
それがバラバラで上手くつながっていかないという悩みが出てきました。


以前はそれで構わなかったのです。


でも、美崎さんの著書を読む中で、
「結果」というキーワードが、
私のこれまでのノート歴には不足していた事に気づいたのです。


仕事に関わるノートを、これまで何冊使ってきたでしょう。


各教科の指導計画をノートに書き、
1時間ごとの略案を、教師の発問と子ども達の予想される反応として
A4ノート1ページに書いていた時期もありました。


行事などのスケジュール、子ども達に話す事、つぶやき、などなど
あらゆることを必要に応じて書いてきました。


でも、それを見返すことはありませんでした
考えに考えた上でそれを実行したのだから、
わざわざ記録として残しておかなくても、
私の体の中に確かに残っているはずだ〜という変な自信のようなものが、
書いたものを保管する、見返すという行動をとらせなかったのです。


ですから冊数が増えるに従って、正直邪魔な存在になり、
ある時を境に、私はその溜まりにたまったノートを
全て処分してしまいました。


私は美崎さんの著書を読んだ時、この時のことを思い出しとても後悔しました。


だって、そこに書かれた内容は朧げながら私の記憶に残っているものの、
Googleで検索しても2度と探し当てることはできないのですから。


それをクリアーするために、私は次のことをルールにすることにしました。


●全ての学び(公私ともに)をノート1冊に集約すること。


ほぼ美崎さんの母艦ノートとメモノートの関係と同様です。
それに私はマインドマップ用のノートが加わるので、
可能な限りそれを切り離して母艦ノートの貼付ける事にしました。


●持ち運ぶノートと、置きっぱなしノートを明確にする。


職場には、マインドマップ用のスケッチブック(ニーモシネ181)
自宅には、同じくマインドマップ用のスケッチブックと母艦ノート。
その間を行ったり来たりするのは、メモノートと携帯用のマインドマップ用のスケッチブック(ニーモシネ183)、そして職場用のスケジュールノート。


今までは何となくやっていましたが、これからは意識をして使い分けをしようと思います。


いつも美崎さんの著書には、私にとって大きなアクションチェンジを
促されています。
意識せずにノートをとっている方、私のようにノートの保管に悩んでいる方、
ぜひ、読んでみることをおススメします!


●教育に活かす!


子どものノート術にも系統性を


受験を意識する前、つまり小学生の頃、
学校で書いたノートを、家に帰って見直して復習したことがありますか?


私は恥ずかしながら記憶にありません。


6歳から12歳までの幅広い年代の子どもが通う小学校。
ノートの使い方も系統性があっていいのではないでしょうか?

ただマス目にそって、見た目バッチリの仕上がりに書く事ばかりが
必要ではないはずです。

発達段階と学ぶ内容に応じて、ノートの取り方も変化可能だと
この本を読んで気づきました。


































0 件のコメント:

コメントを投稿