2010年6月29日火曜日

『プロフェッショナルの条件』P・F・ドラッカー著












すみません〜回転できずにこのままアップしてしまいました!
(問い)

私のプロフェッショナル度はいくつくらい?

(予想)
一応この道20年程やってきたのだから、
プロフェッショナル度70パーセント位は達していて欲しい。

(わかったこと)
●集中


自分の強みを生かし、なすべきことを集中して行うこと。
もし、集中せずに散漫な状態を継続した場合は、
当然のことながらプロとして結果を出すことはできない。

●成果


行うべきことを決め、自ら責任を引き受けなければ成果をあげることはできないこと。
また、行うべきことは、自分の強みを最大限に活かすことを意識しなければならないこと。

と・・・ここまで心に響く言葉がたくさん並んでいて、
ドッグイヤーの連続なのですが、どうも具体的にピンとこないのです。


つまり自分の中で、自分の仕事なり趣味なりをイメージしながら読んでいかないと、私にとって初ドラッカー本は抽象的にボンヤリと
「良かったね~」で終わってしまう本になりかけていました。

もう一度、わかったことの●集中●成果をこれまでの自分の仕事のやり方に当てはめて読み直していくことにしました。

すると、グサグサグサ~
かなりシンドい作業になってしまいました。

●強み


最近パーソナルブランディングの本を読んだ時に、
その人の「強み」「タグ」といった言葉を目にしました。


恥ずかしながら、自分に置き換えてみると、自分の強みやタグが
一体何なのかわからなくなってしまうことがありました。
そんな私がこの「プロフェッショナルの条件」を読んだ中で、
つい見失ってしまいがちの「強みを」を見つけるために
アクションプランに加えたのが、次のアクションです。

★やろうと決めたことを書き出す。
 次にそれをやることで期待している結果を書く。

これを継続し、定期的に見直すことで自分の強みがわかってくるそうです。
ドラッカーさんは、この作業をこの著書を書いていた当時も続けていたそうです。


今回、この本を読んで改めて私自身の「プロフェッショナル」度を意識しましたが、
恥ずかしながら、目の前の仕事をこなしていくことに一所懸命で、
自分の強みや成果をあげるということに気づいたのはここ数年のことです。


自分のためにプロフェッショナルを目指すのは、
どうも私には居心地が悪いようです。
相手のため、子どものために、プロフェッショナルを目指していきたいと思います。


(教育に活かす!)

●好きこそものの上手なれ


学校では、どの子どもにも同じように理解することを期待して授業を展開します。
一方で「その子の個性を伸ばす」ということが言われています。
私はウン十年前の学生の頃から、この矛盾について疑問をもっていましたが、
いざ自分が現場に入ると、やはりどの子にもわかってもらいたい、という気持ちが出てきます。

自分も含めて、一人一人の人間がその人の強みを存分に活かすことが大切なのはいうまでもありません。
ならば子どもだって同じです。
基礎・基本が定着できる様に、教える側はつかず離れず手を変え品を変えアプローチする努力はしなければなりません。
しかし、子どもの側に目を向けると、発達段階や教師や友達との相性もあるでしょうから、教える側の期待に必ずしも応えられる訳がないのです。ならばその中で子どもの側にたってできることの一つに、
好きなことをやり続けることを応援することはできるはずです。それがその子の生涯に渡って柱となる強みを育てることに通じるのではないでしょうか。
子どもの近くにいる大人の一人として、決してモチベーションキラーにならないようにしたいものです。

2010年6月26日土曜日

「iPadを授業で活用しちゃおう!」のお知らせ

mixiコミュ「先生たち!の進化論」
今回はiPadの授業活用を考えます。

ようこそ!ブログ「教育に生かす!」へ。
管理人のねじりはちまき鳥です。

私は現在、mixiで「先生たち!の進化論」というコミュニティを運営しています。


これまでに、読書会、マインドマップ勉強会を開催してきました。
勉強会と言っても、眉間に皺を寄せてやっているのではなく、
ゆる~い感じで行っています。

そんな私が、iPadとMac Book Proを清水に舞台から飛び降りる勢いで手に入れてから、
すっかり学校の授業に活用する面白さや可能性の大きさにワクワクしっぱなしです。


今でこそマインドマップを使ったりして授業を展開するようになりましたが、
何せPCを使って授業をするなんて、年間数回しかなかった私です。
試行錯誤、暗中模索の状態でやっています。


そんな時、twitterのタイムラインを見ていたら
かなりの頻度で授業などに活用されている教員の方が多い事に気づきました。

そこでいっそのこと、勉強会を開いて情報共有できたらいいな~
などと考える様になりました。

iPadに興味がある方!
別に授業で使おうと考えていなくても大丈夫。
iPad?何それ?
という方でもOKです。
ちょっとでも、興味をもたれている方、一緒に新しい道具の使い道を考えてみませんか?

もちろん、もう既に授業活用されている方も大歓迎です。
情報共有しましょう!

学校の同僚以外の教員と会って話してみるだけでも、
あなたの視野がきっと広がるきっかけになるはずです。

ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています!



①日時 平成22年7月9日(金)
    PM19:00~21:00


②場所 JR浦和駅近く(参加者のみ後日お知らせします)


③内容 「iPadを授業で使ってみよう!?」


④参加資格
    ・教員であること
    ・iPadに興味がある人
    ・遊ぶ気持ちとちょこっと学ぶ気持ち


⑤締め切り 平成22年7月8日(木)




申し込み方法は、次の通りでお願いします。


①twitterからこられた方:twitterのDMで10njun宛に参加の旨をお知らせください。


②mixiからこられた方: mixiコミュ「先生たち!の進化論」マインドマップ勉強会イベント欄に参加表明してい            ただければ結構です。


①②共にお手数をおかけしますが、簡単に参加の旨をお知らせいただければこちらから返信させていただきますので、よろしくお願いします。 


 












 























2010年6月21日月曜日

マインドマップ実践TEFCAS:005

マインドマップ実践TEFCAS:005

今日、4年生のあるクラスで「伝える力を身につける」第一歩として、
マインドマップを使ったスピーチを導入しました。

本校の今年度の研修教科は国語科です。
研修の方向性が固まりつつある今、「交流」というキーワードが出てきました。

「交流」するには、自分の言葉で事実、思い等を順序立てて伝える必要があります。
そこで昨年度からマインドマップを使っている4年生の一クラスで、
私自身が最初に効果を感じたスピーチを、子ども達に導入することになりました。

(授業の流れ)

①アイスブレイク
イメージショットで頭の体操をする。

②本時のねらいを知る。
マインドマップを使って、スピーチをもっと楽しもう!

③教師がかいた「金曜日のできごと」マインドマップを
見ながら、1分間スピーチを聞く。

④「最近のできごと」というテーマで、
マインドマップをかく。

●3分間でセントラルイメージをかく。
●いつ、どこで、だれが、何を、どうした 以上のメインブランチを一緒にかく。
●10分間でマインドマップを完成する。

⑤1分間スピーチの練習を各自行った後、
2人組でスピーチを聞き合う。

⑥代表2人が前に出て発表する。

(授業を終えて)

●継続してマインドマップをかいていないので、かくことに戸惑うのではと心配していましたが、セントラルイメージもどんどんかき、枝も次々に伸ばすことができたようです。

●細かいことをあげたらきりがありませんが、マインドマップをかくスキルとしては、
この学年の子ども達は十分に身につけていることがわかりました。

●私からは特に指示はしませんでしたが、⑤である子が自分から話す予定のキーワードに丸をつけていました。

●③で教師がモデルを示したことで、マインドマップを使うとこんな感じでスピーチできるんだということが体感できたようでした。

○今日は1回目でしたが、子ども達がどのように感じたのかがわからないので、
ぜひ事後のアンケートをとろうと思います。

○いつも単発でマインドマップを導入しているので、次の段階をどうしていくのか
系統的に計画をたてていきたいと思います。

新しいことを取り入れてくれた同僚と、チャレンジした子ども達に心から感謝します。
これからもTEFCASを繰り返していきたいと思います!

2010年6月15日火曜日

『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』 ティナ・シーリブ著

最近の書店で平積み継続中の『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』。
こんな講義を受けたかったな〜などとうらやましい限りのスタンフォード大の学生さん達!
20歳に戻るより明日の授業で活かせることは?と考えた方が現実的なので


























(問題)
私が20歳の時に知らなかったことは?

(予想)
●20歳の頃は、知らない事が自分にあることは知っていたけれど、
今知っている事で最も大切なことの存在には気づいていなかった。

(わかったこと)
●自己規制
自分の力を最大限に発揮させるには、自分の力を規制しないこと。


●起業家精神
「当たり前」とされているルールを破ること。


●問題
問題は避けて通らずにチャンス=可能性と受け止めること。




私が20歳の時に知らなかったこの3つのこと。
アラフォーを過ぎてようやく、「え〜無理だな」と思ったことも、
考え方を変えたり小さなステップを踏んでいくことで不可能ではなくなる、
ということに恥ずかしながら気づくことができました。


(活かす!)


●「何事も最初から完璧にできるなどとは期待しない」ことを、
単なる理解に終わらせない。そのためには、子ども達にチャンスを何度も与えることを宣言する

●アイデア出しの練習として、最高の案と最低の案の2つを用意する。
最低の案を採用し、それを生かして更なるアイデアを考える。

2010年6月14日月曜日

成果を生む人が実行している朝9時前のルール」美崎栄一郎著

美崎さんの著書は、 必ずおみやげがある!



そうなんです!美崎さんの著書には、アクションせずには
いられないおみやげが随所にちりばめられています。


一見簡単なことが書いてあるように思えるのですが、
やはりそれは、これまでのお仕事で培ったノウハウに裏打ちされたものだと思います。
これまでの自分のやり方やものの考え方を、根本から問い直された気がします。

実際、「ノート術」「結果を~」から私は、
仕事で使っているノートの使い方にアレンジを加えましたし
本の読み方も以前以上にアクションを意識するようになりました。
さあ、今回はどんなおみやげをいただけるのか楽しみです。

















































(問題)
私のライフスタイルにピッタリの朝活用の方法は?

(予想)
●美崎さん達が活発に行っている「朝食会」や「勉強会」は、私達教員にはニーズがないし平日は時間的に無理だ。
●これ以上早起きすると体調不良を起こしかねないので、今の時間内で更に効果を上げるようにしていきたい。

(わかったこと)
●朝活用は、自分自身の幅を広げたり深めたりするために行う。


●朝快適に起きるには、本人が一番やりたいこと楽しいことから着手する。


●キーパーソンになる人は、人とつながりニーズのある情報を持っている。

(活かす!)


●助走を意識
朝活用を継続させるコツは、「好きなこと」をやることです。
大人だってそうなのだから、子ども達は尚更ですね。
1時間の授業、苦手なこと初めてのことに挑戦するときは、
まずは簡単なことやすぐにできそうな見通しのきくもの、
好きなことで、助走をしながら難しいことに挑戦させていく、
という一連のサイクルを意識したいです。

●宿題や朝自習
もうすでにこういった取り組みをしている方もいらっしゃると思いますが、
私はやったことがありません。

私が子どもの頃、「自由勉強」といって家庭学習用のノートを1冊用意し、
中身は自分で考えて進めていくというスタイルのものをやっていました。

クラス全員熱心に取り組んでいたというワケではなかったと思いますが、
私は結構頑張ってやっていたのを覚えています。

家に帰っていやいや始める宿題を、やりたくてたまらない宿題にするために、
子ども達自身にやりたい内容を考えさせ、それを時間を決めながら実行した後で、
やるべき宿題に移っていく・・・こんな方法もあるのでは?と感じました。

2010年6月7日月曜日

授業でiPadを活用しよう!

授業でiPadを活用しよう!
実践TEFCAS

5月28日、我が家にiPadがやってきました!
プライベート、仕事・・・フルに活用したいと思ってます。
とにかく悩むより実践!TEFCAS!

今回はマインドマップではなく、iPadを効果的に活用する場面を考えながら一歩を踏み出
しました。

3年生理科 「植物のそだち方」

【ねらい】

●これまでホウセンカを観察してきたことをもとに育つ順序を理解する。


●これまで使用してきた実物投影機の不便さで、児童に注目させたい部分を十分に見せる


ことができなかったことから、iPadを使って画像を見せることにより、焦点を絞った観察


ができるようにしたい。

【大まかな流れ】

(1)iPadに映し出した「ホウセンカの子葉」を見て、前時の復習をする。

(2)写真を並び替えながら「ホウセンカ」の育つ順序を理解する。

(3)プリントを使って既習事項を習熟する。

【結果】

●子ども達はiPadのことを知っていたので、提示した瞬間は興奮状態でした。
ホウセンカの芽が映った画像をピンチイン、ピンチアウトを繰り返しながら、
「子葉」に注目させることができました。

●今回の写真は、私がiPhoneで撮影したものをMailでiPadに送りました。
画像が多少不安でしたが、それでも子葉の形や茎の色の変化などをしっかりと子ども達
に確認させることができました。

【活かす!】

●今回の実践は小さな小さな初めの一歩です。
当たり前のことですが、iPadやマインドマップを使う事が目的ではありません。
どちらも子どもの学習の理解を助けるツールの一つです。
従来の学習形態を生かしながら、新しいツールの良さを存分に発揮できるように実践を
くり返していきます。

2010年6月5日土曜日

【話し合い@まとめ】今よりも話し合いを楽しむ集団になるために・・・

ここのところ「話し合い」「会議」「ワークショップ」「ファシリテーション」などに関わる本を読んできました。
〈参考書籍〉





















































同時に、実際に会議に参加している間、密かに「勝手にテコ入れ」をしてきました!(^^)!

そこでインプットをしてきたことを少し整理しながら(アウトプット)、
これから会議やちょっとした話し合いで「活かす!」リストを作っていきたいと思います。

【グッズ】

●ホワイトボード(カラーペン)

私達の職場にある「黒板」でも十分目的は達します。
でも、ホワイトボードにマジックでスッスッと書いていく心地よさとスピードは、
黒板にチョークでかくことに比べてはるかに優っていると感じます。(私は・・・(;一_一))

出た意見を全員が一度に見渡せるホワイトボードにかくことによって、
「見える化」すると、言っておしまいの空中戦が避けられます。

また、だれが意見を言っていないかがひと目で分かるので、
その人に発言を促すことができます。

できることなら、マインドマップでかけると更に面白さが倍増しますね。

●紙芝居

予め参加者に伝えたい内容を、マジックで紙に書いておくことで、
言い忘れを防止したりたとえその場で言い忘れてもあとからつけ足したりすることができます。

見る側にとっても、その紙がホワイトボードにずっとはられていることで、
大切なことを見直すことができます。

一石二鳥の紙芝居ですね。

●テーブル

いわゆる御前会議のような座り方は、上意下達の最も話し合いが硬直するようです。
テーブルのセッティングの仕方や座り方によって、
抵抗感を和らげ意見を言いやすくすることができます。

テーブルの上にクロスを敷いたりお菓子を置いたりすることも可能です。
会議スタート前であれば、場づくりの一つとしてバックミュージックを流しておくこともやってみたい(仕事外の場ではやっていましたが・・・)と思います。

【参加者】

●ルール

それぞれの立場があるのは当然です。
でも、話し合いや会議を行うことで、
「結果を出したい」「目的を達成したい」と共通の意識を持てるなら、
「参加者はみな平等に意見が出せる」
自己開示することがとても重要なルールの大前提だと思います。

その上でいくつかのルールをまとめます。
・参加者はみな平等
・人格とアイデアは別
・目的を達成させるための会議→アイデアを出すのが会議→そのアイデアは多い方が良い

以上のルールを積極的に実行することで、
とにかく一度ワクワクする会議を味わってみると、
会議のおもしろさ、複数の人のアイデアが混ざった時に起こるおもしろさをまた味わいたくなるでしょう。

●無邪気

マインドマップをかいていて、なぜか今流行っている「坂本龍馬」にたどり着きました。

私は司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』しか読んでいないので、
史実と違う捉え方をしているかもしれません。

有名な江戸城無血開城を成し遂げた影の功労者は、坂本龍馬だといわれています。

なぜ、この人はそれ程の大きな仕事をやってのけたのだろう・・・

私の数少ない読んだ本によると、坂本龍馬は多くの人に愛されたと言われています。
屈託がなく、無邪気で子どものようだと・・・
そればかりが理由ではないとは思いますが、
切れ者というよりも相手の懐に入るようなそんな温かさのある人だったのかもしれません。

人と人とが互いの思いを出し合う「会議」「話し合い」という場面では、
そんな龍馬のような、相手の懐に入る柔軟さを身につけたいものですね。

【活かす!】

●まずは環境を整える

次回私が主催する会議や勉強会の時は、
最近私のお気に入りのジャワイアン
(「レバレッジシリーズ」の著者本田直之さんおススメ)
を流して皆さんをお出迎えしたいと思います♪

●ルール宣言

次回のマインドマップ勉強会では、

・目的を達成させるための会議→アイデアを出すのが会議→そのアイデアは多い方が良い

ということを宣言してスタートします。

2010年6月1日火曜日

脳をベストな状態にするマイツボを探ろう!『ブレインダンプ』谷澤潤著

『ブレインダンプ』谷澤潤著














【問題】

◉マインドマップとの関わりは?


◉ブレインダンプの具体的方法は?

【予想】

◯マインドマップとの関わりは?

著者がマインドマップ信奉者ということなので、
密接な関わりがあるのは間違いないでしょう。

でも、あえて題名を「ブレインダンプ」としたからには、
更に踏み込んだ独特のノウハウがあるはずだと思いました。

◯具体的方法は?

その名の通り、「全て出し尽くす」という程度のことはわかります。
では、どのようにして「全てを出し尽くす」のでしょうか?

出し尽くす「コツ」のようなものがあるのでしょうか?
そのあたりを知りたいです。

【わかったこと】

◎ツボ

以前読んだ和田秀樹さんの著書に「メタ認知」という言葉が出てきました。
その事と通じる所があります。

つまり世の中には「アイデアの出し方」に関するノウハウがあふれていますが、
「自分にとってどんなシチュエーションが最もアイデアが出やすいか?」

ということをメタ認知しておくことが大切だということです。
いうなれば自分にとっての「アイデア創出のツボ」を心得るのです。

ちなみに・・・私にとっての「ツボベスト3」は、

第1位 オーディオブックを聞きながら走る


第2位 夕方から夜にかけてカフェで読書


第3位 「世田谷ベース」視聴

◎脳のトリセツ

不思議なことですが、

「脳は自分のものであって自分のものではない」

ということです。

集中したいのに思うようにできなかったりすることは誰しもありますよね。
「脳は勝手」だということをわかった上で、まるで子どもをしつける様に
「アメとムチ」を使い分けることが「脳のトリセツ」重要事項です。

◎ブレインダンプの方法

1.以下4つの内容を全て紙にかき落とす。

●したいこと、なりたい状態をかく

●しなければならないことをかく

●仕事上のアイデアをかく

●困っていること、気にかかっていることをかく

2.以上をかき出したら比較検討し、優先順位をつける。

3.優先順位に従って「To Do」リストをつくる。

4.あとはひたすら順番に従って行う。

もし、途中でやりたいことが発生したら、とりあえずリストの最後に入れて
初めに作った順番に行う。

【活かす!】

★ツボを探す

これは大人だけではなく、子どもにも使えます。
どんな時に自分は集中できるのか?
を意識させることで、集中していない自分に気づかせることもできます。

脳科学者の茂木健一郎さんが、「瞬間集中法」を著書の中で仰っていましたが、
そうは言ってもなかなか集中できない子ども達もいます。

まずは、集中している自分としていない自分がいるということに気づかせてみたいと思います。

★ブレインダンプ

先日の理科の授業で、私は子供達に次のように投げかけました。

「モンシロチョウについて知っていることをかいてみて

誰が何を学ぶにも、予めどの位知っていることがあるのか?

を教える側が知っておくことは教師の常識です。

ですが、「学び方を学ぶ」視点から考えるとそれだけでは「自ら学ぶ」ことには
つながっていきません。
いつも見ていてくれる大人に依存した学習は身につかないのです。

「自分はこのことをここまで知ってる」


「もっとここを詳しく知りたい」

そんな風に思える子どもや大人は毎日を楽しめるはずです。

定期的にブレインダンプをして、自分の脳を最新バージョンに保てるようにしていきたいですね。