2010年5月27日木曜日

マインドマップを理科の授業で活かす!

理科実践TEFCAS:005


3年理科『植物の育ち方』

今週も2クラスで理科を行いました。
あれもこれもと欲張りたくなってしまいますが、
子ども達の実態等も考えながら、学習過程をその場その場で変えています。

今は「モンシロチョウの育ち方」と「ホウセンカやヒャクニチソウの育ち方」を
同時進行で行っています。

そのような中授業を進めつつ、観察カード以外でマインドマップの活用方法を日々模索しています。

では、今週の簡単な学習の流れです。
セントラルイメージを2つかき、違いと共通点を見つける出発点にしました。

【学習の流れ】

①ホウセンカの種を蒔き、2週間程たった今、どんな芽が出ているか予想させる。

!(^^)!B4の紙の中央に予め円を2つ描いておき、
左側の円に予想のイラスト、右側の円に結果(実際に見たもの)を描くようにする。

②虫めがねや五感を使って観察することを確認し、ホウセンカの芽を観察させる。

③教室に戻って観察したことを右側の円に描くようにする。

④ホウセンカの芽の予想と結果を比較し、予想と「違ったところ」「同じ所」を発表させる。

!(^^)!教師はその発表を聞きながら、黒板のマインドマップをかいていく。

!(^^)!自分がかいているときや観察している時に気づかなかったことも、友達の発表やマインドマップを見ているうちに気づいたこともどんどん発表させるようにする。

⑤種から芽が出て初めに出てきた葉を、「子葉」ということを確かめる。

【授業を終えて】

実はこの流れを初めに行ったクラスでは、2つのイラストをセントラルイメージにして、
「違う所」と「同じ所」をメインブランチにして枝を伸ばしていきました。

子ども達は次々に枝を伸ばして、発表も意欲的に行うことができたのですが、
1週間に1度の私との理科授業で、マインドマップをかくスピードも当然ながらゆっくりで、
予定していた内容を終えることができませんでした。

このことから、「限られた時間の中で行う」のが専科のルールなので、
次のクラスではセントラルイメージだけで、後のブランチは私が板書し、
一人ひとりの子ども達に変わって、私が代表でマインドマップをかくという流れに変更しました。

どちらにしても、理科の学習の達成すべき目標に到達するのと同時に、
「学び方を学ぶ」マインドマップを1年をかけて身につけることができるように、
1学期の間に、時間を設定してマインドマップのかき方を導入する授業を行いたいと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿