2010年5月3日月曜日

もう、退屈な会議とはさようなら!と決意したワケ

中野民夫著『ファシリテーション革命 参加型の場づくりの技法






















【ワケ】

●ひらめきが欲しいなら、誰かが仕切る会議は時代遅れ!

●引き出し、支援し、促進する新しいリーダー「ファシリテーター」には技術が必要

●まずは私が「退屈な会議からさよなら」するために、アクティブ思考する!


〈ひらめきが欲しい〉

私にはモデルとしている会議があります。

正確にいうと、会議と呼ぶほど大きなものではないのですが、
そこに参加した方たちとざっくばらんに意見を出し合い、
その意見がぶつかり合ったことで、最初には思いもつかなかったアイデアが生まれたのです。

「おもしろい!一人よりも複数で考えると、こんなにもワクワクするのか~!」


今現在も、限りある時間の中で成果を出していかなくてはならない時代です。
会議と称して、連絡報告会をやっている場合ではありません。
会議なら、全員の参加者の脳が汗をかく位働かせたいものです。
会議なら、誰かが仕切って「ハイおしまい!」ではなく、
まるでサッカーのように、「ナイスパス!」「ナイスアシスト!」を目指したいものです。

ひらめきが生まれる瞬間に参加者が全員で参加し、「また次も参加したい!」と思える会議を作りたいものです。

〈ファシリテーターの技術〉 

以上のような会議を作っていくには、やはりファシリテーターが必要です。
ファシリテーターとは、「引き出し、支援し、促進する」新しいリーダーシップです。
教師でも、年の功や力関係でその場を仕切るこれまでのリーダーでもありません。

では、そのファシリテーターにはどんな技術が必要なのでしょうか?
この技術を身につけて、「退屈な会議とはさようなら!」です。


当然のことながら、仕事上の会議でこのようなことを明日から直ぐに行うことは難しいでしょう。
ただ、次のような姿勢で臨むことで、自主的に参加しようとする雰囲気は作れるはずです。
まずは、会議で結果を出す!という雰囲気作りの第一歩を踏み出したいものです。

以下、私が実際にやってみたいなと感じたものをあげます。

●事前

・企画の6W2H

When(日時)、Where(場所)、Why(目的)、Whom(対象者)

Who(誰が)What(何を)How(どのように)

How much(いくらで)

これらを整理すると、何のために貴重な時間を投資して、
自分も人も集まるのかが明確になる。

・場作り

〈BGM〉
参加する人達が少しでもリラックスできるように、
場に合ったBGMを流す。

〈紙芝居〉
冒頭で目的やスケジュールを確認するときに、
予め模造紙やA4の紙にキーワードを書いておき、
それを提示しながら説明すると、時間も効率的に使うことができる。

●本番

いよいよ本番!
だいたい自己紹介から始めることが多いでしょう。

ただ氏名を伝えるだけではなく、呼ばれたいあだ名を一言添えてから簡単な自己紹介をするという方法もあるようです。


【教育に活かす!】

・自分の考えをアウトプットすることの気持ち良さ、人の考えを聞いて思ってもみなかったアイデアが生まれる面白さを味わわせる。


・場づくりのBGMや紙芝居を活用する。

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